東日本大震災から5年

今日で東日本大震災から5年が経ちます。当時、私は東京の目黒区にある以前勤めていた会社で、全国の事業を統括する部署の責任者をしておりました。従業員の安否確認から事業所の被害確認などに奔走し、10日後には在来線を使い現地視察に行きました。当たり前の生活が一瞬にして失われたとき、人は初めて当たり前のことに感謝します。阪神淡路大震災で被災した時も同じ心境でした。学生さんは春合宿の真っ只中です。朝の集合で、当たり前のことに感謝しよう、と話しました。授業が面白くない、練習がきついとボヤく前に、普通に学校に行けること、普通に弓道ができることに感謝しよう、と。